さて、今日は、お茶の初稽古でした。(わて、御茶道してまんねん。・・・いちよう。)
お茶室の襖を開けると“ほわ~ん”っと暖かな炭の香り。「やっぱええなぁ。」と、日本人である事に改めて気付く。
忙しい日々の中でも、いろんなニュースの中でも、この時、この空間では、まるで時が止まるかの様な錯覚を受け、日常とは離れた古の世界へ旅ができる。やたら静かで、隣人の鼓動さえも聞こえそう。
鳥の鳴き声。きっと普段も“耳”には聞こえているけれども、“脳”には聞こえてこない。・・・そんな事にも気付く。和敬静寂の「寂」とは、この事か・・・。
そんな中、厳しく先生のお叱りが飛ぶ。・・・まだまだやなぁ・・・。
茶道の玄関で草履すら脱いでない様な、未熟者の僕だけど、とても大切な、重大な事に気が付く時間です。先生からのお年玉です。大切に使わさせていただきます。