ざっと、皆さんの御家庭にある台所の“(大き目)流し台”に山盛りくらい届きました。
これを、「漬物」や「きんぴら」や「煮物」にするのですが・・・、そこで1つ!!今日は、“かぶらの裏技~煮物編~”
米のとぎ汁で炊くと、蕪が白く炊き上がります。
・・・何故かって??蕪をお湯で炊いたとき黄色くなるのは、蕪の糖質が“カラメル反応”をしているからです。(お砂糖を100℃以上に加熱すると、カラメルになるのと同じです。)
しかし、米のとぎ汁は、どんなに沸騰しても100℃になることがありません(95~98℃位)。おまけに、蕪の“臭味”をマスキング(嫌な臭いを取り除くこと)してくれる効果もあります。よって、米のとぎ汁は「蕪を白く炊く」・・・のではなく、「黄色くなるのを防ぎ、嫌な臭いも取ってしまう効果」があるのです。簡単なことですので、みなさんも一度お試し下さい。
あとは、味付けのときですが・・・、せっかく“白く”炊いたのに、醤油をガバガバと入れてしまっては意味がありません。ですのでコツは、お出汁の基本である「昆布」と「カツオ」の味をしっかり出し、お砂糖でお好みの甘さにし(入れすぎ注意!!)、醤油は香り付け程度にする。・・・という事です。